過激なエロスでドン引!閲覧注意な世界遺産【カジュラホ寺院群】インド観光

過激なエロスでドン引!閲覧注意な世界遺産【カジュラホ寺院群】インド観光

今回の旅行記は、インドのマニアックな観光地「カジュラホ」を紹介します。

カジュラホの見所は、世界遺産に登録されているというのに「エロス」を表現したトンデモない遺跡群なんです。

希望していないのに、いつの間にか勝手にツアーに組まれていたので観光に行ったのですが、(興味深かったものの)セクシャル度高すぎてドン引きするような寺院群でした(^^;)

( “ミトゥナ”と呼ばれる過激な彫刻がある遺跡なので、苦手な方は閲覧ご遠慮願います。最後に虫やカエルの画像があるので、そちらも注意。)

(私がインドのカジュラホ観光へ行ったのは2014年6月のことです。)

インドのカジュラホとは?

カジュラホは”カジュラーホー”とも表記されます。

英語でのスペルは”Khajuraho”。

インドのカジュラホ

とても小さな村で、本当にど田舎です。

インドのカジュラホ

カジュラホに観光で来る人の目的は、間違いなく「カジュラホ寺院群」でしょう。

インドの世界遺産カジュラホ遺跡群

私は、この”カジュラホ寺院群“のことを、実際に現地に行くまでは全く知りませんでした。

インドの観光は、デリーにある現地旅行会社”シゲタトラベル”で組んでもらったのですが、いつのまにか勝手にカジュラホ観光が組み込まれていました(笑)

もちろん、行きたくないと断れば除外してもらえたと思うのですが、せっかくなので行ってみることにしたのです。

カジュラホの場所・地図

ニューデリーやアグラからは南東、バラナシからは西に位置しています。

私はカジュラホへは、タージマハルで有名な”アグラ”から電車で移動してやってきました。

その後は、”サトナ”という駅まで車で移動し、電車でバラナシへ移動。

カジュラホ寺院群とは?

さあ、ではきっとあなたも興味津々であろう”カジュラホ寺院群“について紹介していきましょう。

インドの世界遺産カジュラホ遺跡群

ウィキペディアによるとカジュラホ寺院群についてこのように書かれています。

10世紀初頭から12世紀末ごろのチャンデーラ朝時代に、カジュラーホーでは85ヶ所に及ぶ寺院が建設されたと考えられている。

現存しているのは25ヶ所のみで、2か所のヒンドゥー教寺院で構成される南グループ、ジャイナ教寺院が主体の東グループ、ヒンドゥー教寺院のみで構成され、もっともよく建造物が残存している西グループの三つの寺院群にわけられる。

ヒンドゥー教かジャイナ教かによって建築や彫刻に極端な差はほとんどみられず、ミトゥナ像(男女交合のエロティックな彫刻)を含む官能的なレリーフ群も共通して見られ、いずれも豊穣祈願が込められていると考えられている。

出典:カジュラーホー – Wikipedia

なんだかスゴイ遺跡群ですが、“カジュラーホーの建造物群”という名前で世界遺産(文化遺産)に登録されています。

まずは“エロくない部分”から紹介していきますね。

インドの世界遺産カジュラホ遺跡群

やらしい彫刻以外には、動物をモチーフにしたような彫刻が多かったです。

こちらはイノシシでしょうか?足元には蛇??

インドの世界遺産カジュラホ遺跡群

よく見ると物凄い細かさ!!人のような細かな彫刻が施されています。

インドの世界遺産カジュラホ遺跡群

インドの世界遺産カジュラホ遺跡群

インドの世界遺産カジュラホ遺跡群

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

↓こちらは、顔だけが象になっちゃったヒンドゥー教の神様”ガネーシャ”です。

頭だけが象になってしまった理由とされている神話がともかくカオス、、。

簡単に言うと、「お父さんである”シヴァ”という神様が、息子の首を間違えてはねてしまい、代わりに象の頭をくっつけたという話、、、。」

って、おい!ヤバすぎだろ!!

インドの世界遺産カジュラホ遺跡群

※このガネーシャの神話について詳しく知りたい方は、”ガネーシャ – Wikipedia“の「象頭の由来」をご覧ください。

こちらは、まるで仏像のそうな石像です。おそらくジャイナ教のものかな?

インドの世界遺産カジュラホ遺跡群

こちらは良くインドで見かけるようなスタイルの石像です。

インドの世界遺産カジュラホ遺跡群

この彫刻はなんだろう?みんなで一緒にお風呂???

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

カジュラホの壁面彫刻で見つけた”ミトゥナ像”

“官能的な彫刻”の画像を見ていく前に、ちょっとだけ”ミトゥナ“の意味について解説させてください。

“ミトゥナ”とは、ウィキペディアにこのように書かれています。

ミトゥナ(Mithuna)とは、インドのカジュラーホーのパールシュバナータ寺院などに存在する男女交合像である。

男女一対の神像は一日の時を支配する昼と夜または月の神々として崇拝された。

性愛の体位を多種多様に表現しており、ラクシュマン寺院の壁面彫刻では一男三女の組み合わせの性交図もある。

なんか、本当すごいね。。

怖いんだけど。

ではここからカジュラホ寺院群ので見つけた、ヤバいほど”エロス”を表現した壁の彫刻を紹介しています。(ドン引き注意!)

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

かなり大胆な彫刻が目立ちます。

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

あまりに過激なので、目を背けてしまうくらいでした、、。

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

えっと、、。4人もいるんですが、、。

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

、、、、、、。

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

!!!!!!!!!!!!!!

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

( ゜Д゜;)!?

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

もしかして、男性同士かな???

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

おまえら本当に神様なのか!!!??

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

 

 

ハチに注意!

カジュラホ寺院で、何度かアシナガバチ (スズメバチ?)のような蜂を見かけました。

刺されないように注意してください。

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

そんな危険そうな蜂の巣の横にも、いやらしい彫刻が、、、。

崩れてしまっていますが、良く見ると、、わかりますか?

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

 

カジュラホ寺院群で見かけた人々

私が遺跡を観光したときには、ぜんぜん観光客がいませんでした。

↓まず見かけたのがインド人であろう”サドゥー”と呼ばれるオレンジ色の服をまとった人たち。

サドゥーはヨガの実践者や放浪する修行者のことを言います。

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

一人の”サドゥー”がガラケーで私の写真を撮っていました(笑)

お互いに写真を取り合うという構図。

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

 

↓遺跡の敷地内で寝る女性

インド国内のあちこちで見かけるこの光景。なぜ外で寝るのか、、。不思議です。

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

カジュラホで見かけた動物

まず、寺院のあたりで見かけたのが、野生の猿

こんなところに普通にいたのでびっくり!

真っ白で可愛いサルです。

インドの世界遺産カジュラホ寺院群でみた猿

赤ちゃんもいました。

インドの世界遺産カジュラホ寺院群にいた猿

↓街中にいたヤギ。

インドのカジュラホにいたヤギ

↓どうやらヤギは飼育されているようです。ミルクを使うのか、はたまたお肉を食べるのか、、。

インドの世界遺産カジュラホ寺院群

そしてインドの定番である牛。彼らはあちこちで見かけます。

インドのカジュラホにいた牛

私を脅かした生き物(1)

カジュラホの一番大きな寺院に入ってすぐのこと、、お腹の調子が悪くなりました。

うううう。

これはピンチ!!

幸い5分後くらいに、トイレを発見!

しかし、薄暗いし、清潔なトイレではありません。

古びた木製のドアを締めると、、、、、

ぎゃーーーー!

カジュラホでみたカエル

めちゃビックリしました。

真っ白なカエルがドアの内側にへばりついていたんです。

特別カエルが苦手という訳ではありませんが、7cmくらいの大きめサイズだし、なんせ個室だから流石にビックリしました。

私を脅かした生き物(2)

シゲタトラベルが選んだホテルの部屋は、WiFiは繋がらず、さらに街全体が停電になってめちゃ暑いのにクーラーが使えなかったり、不便なところがあったのですが、

そんなことよりも、なぜか部屋にコオロギが大量発生しました!

1匹くらいなら私も大丈夫ですが、ありえないくらい何匹も発生。

不思議なことに、暑い気候のせいなのか死んだ状態で床に増えていくのです。

カジュラホで大量発生したコオロギ

踏んでしまいそうで、本当にカオスでした、、。

(とくに停電で部屋が暗い時はヤバかった。)

 

カジュラホのグルメ?

インドにきて最初に感動したのが、「”本場のインドカレー”ってなんて美味しいんだろう」ということでした。

だいたい何処で食べても美味しかったという記録を覆したのが、ここカジュラホのカレー(笑)

ちいさな町なので、レストランは少なかったのですが、どこで食べてもイマイチでした。

カジュラホのグルメは期待しないほうが良さそうです。

インドカレー


最後に

私達は、実際にカジュラホ遺跡を見て興味深いと思ったものの、とてもビックリしてしまいました。

特にゾワっとしたは、カジュラホのお土産屋で売られていた”本”を見た時のことです。

その内容はチラっとしか見ていませんが、エッチなかんじの絵本で、まるで「(あなたが望めばいつでも)女性は受け入れてくれます」と表現しているように感じました。

絵がグロいとかじゃなくて、その精神的な表現にとても違和感を感じたのです。

(驚くことに”日本語版”まで売られています。)

インドでレイプが大きな問題になっていることの根本的な原因は、こういった女性軽視の思想からきているんじゃないかと考えされられてしまいました。

カルチャーショックになるような内容の旅行記を、最後まで読んでいただきありがとうございました。

衝撃的なほど“エロス”を表現した「カジュラホ寺院群」のあなたの印象はどうでしたか?

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↓衝撃的なインドの観光地といえば、バラナシのガンジス川もカオスヤバい!

↓インド・デリーの、世界遺産や巨大なヒンドゥー寺院についてまとめた旅行記。

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